訃報は突然やってくる事も少なくありません。
枕花などの花贈りや、葬儀・法要・お彼岸・お墓参りまで、「こんな時にはどうしたら良いの?」と迷ったときのご参考になさってください。
近年は家族葬なども増加、そちらへのご相談も受付けています。
お届けする時期によりお色味が異なるのが一般的です
●1周忌以降
故人の好きだったお色味や、お花で
●四十九日以降
ホワイトをメインに、淡色系ピンクやイエロー、パープルなどが人気です
●お亡くなりになってからすぐ、枕花や供花、四十九日まで
ホワイトをメインにグリーン系や淡色系がおすすめです
●お客様のご要望を中心に、供花としても好まれる高貴で静かな印象のユリ、和花の菊、トルコキキョウ、ラン系などご予算に応じて季節の花でご注文に対応させていただきます。
●形は、卓上アレンジ花、枕花1つや1対、スタンド花他などがございます。
●バラは、棘があることから良くないとされる場合もございますが、お客様のご希望によってはお入れしておりますのでお気軽にご相談ください。
お花を贈る前に知っておきたいマメ知識です。
枕花(まくらばな)とは、亡くなって間もない故人に、告別式や葬儀が終わるまでの間、お供えする花のことです。
故人と親しい間柄や身内の方が追悼の念を伝えるための花でもあります。
供花(きょうか・くげ)は、故人に供える花のことを指します。その意味では、枕花との違いが難しく思われますが、供花は一般的に、葬儀の際の祭壇のまわりや会場を装飾するという意味もあると考えるとわかりやすいでしょう。
お通夜・告別式など葬儀の花となります。
ご遺族や親族ほか、故人と親しかった方が贈る、遠方から参列ができない方が贈るなどの場合もあります。
供花は、一つを一基(いっき)、二つを一対(いっつい)と数えます。
また宗教によってもお花がかわります。
●仏式・神式
菊・蘭・百合などが多く用いられます。宗派によっては樒を使用しますが多くの場合には樒以外にも菊や百合などが用いられます
【タイプ】
スタンド花、アレンジメント、籠花、花輪など
●キリスト教式
造花や花輪は用いず、生花のみを供花としています。
白い百合や、カーネーションなど洋花が一般的です。
【タイプ】
スタンド花や花輪とは異なり、バスケットや籠花が多くみられます。
初七日(しょなのか)~四十九日(しじゅうくにち)の間には、葬儀に参列できなかったり、訃報を知らなかった等の場合にお悔みのお花が贈られます。
ご遺族の方側からすると、葬儀が終わり落ち着き始めた頃でもあり、寂しさも増す時期でもあることからお悔みのお花を贈る時期としては適しているともいえます。
法要(ほうよう)とは、遺族が故人を偲び冥福を祈るために行う追善供養のことです、厳密には御経をあげてもらう供養を法要と呼びますが、一般的には供養後の会食なども含め法事(ほうじ)として扱われる場合も少なくありません。
お花としては、お寺や会場で行われる場合には、必ず事前に確認されることをお勧めします。
またご自宅の場合にも同様ですが、メッセージカードなどを添えられるのもおすすめです。
追悼法要 | ||
法法要の名称名称 |
時期(御逝日から) | 内容 |
初七日 | 7日目 |
・ 遺族・親族・友人・知人等で供養、読経の後に焼香・会食他 ・葬儀当日に行うことも |
二七日 | 14日目 | ・遺族のみで行うことが多い |
三七日忌 |
21日目 |
” |
四七日忌 |
28日目 | ” |
五七日忌 | 35日目 | ” |
六七日忌 | 42日目 | ” |
七七日・四十九日 | 49日目 |
・ 遺族・親族・友人・知人等で忌明けの法要、読経の後に焼香・会食他(地域による) ・納骨 ・香典返しなど |
百か日 | 100日目 | ・遺族のみで供養等 |
一周忌 | 満1年目 | |
三回忌 | 満2年目 | |
七回忌 | 満6年目 | |
以降、十三回忌、十七回忌、三十三回忌 |
命日(めいにち)は、亡くなられた月日のことで、別名、祥月命日(しょうつきめいにち」とも呼ばれます。
月命日(つきめいにち)とは故人が亡くなった日を、毎月に当てはめて指す言葉です。命日は一年に一度だけですが、月命日は命日のある月を除いた毎月、1年に11回訪れます。
例えば3月1日に亡くなられた場合、祥月命日は毎年3月1日、月命日は3月1日を除く毎月1日です。
●お彼岸
お彼岸は年に2回、3月と9月にあります。
「暑さ寒さも彼岸まで」というように季節の分かれ目の春分の日・秋分の日を中心に前後3日間までの計7日間となっており、7日間の真ん中の日を中日(ちゅうにち)と呼びます。
2020のお彼岸は??
❖春:3月17日(火)~23日(月)中日は3月20日(金祝)
❖秋:9月19日(土)~25(金) 中日は9月22日(火祝)
●お彼岸には何をするの?
お彼岸という言葉は元々、仏教用語の彼岸(ヒガン)からきていますがお墓参りをする風習は日本独特のものとされています。
元々、農耕の儀式や自然崇拝の考えがある日本では、自然や祖先に五穀豊穣や他を祈願していました。
現在では、ご先祖様のお墓参りを行ったり、ぼたもちやおはぎをつくりお供えをするのが一般的ともされています。
また、地域によっても慣例・風習が異なりますのでご確認ください。